胎児発育不全(FGR)と言われたら|25〜35週の流れと判断軸(双子DD・実体験)

妊娠・出産

こんにちは。双子育児に奮闘中の「はづきママ」です。

双子妊娠で「胎児発育不全(発育不良)」という言葉を聞いたとき、私は頭の中が真っ白になりました。

双子だから差が出ることはある、と分かっていたのに、いざ“発育不全”と言われると、急に現実味が増えて、「この先どうなるの?」「出産が早まる?」「弟は大丈夫?」って、不安が止まらなくなったんです。

私自身は、25週から約10週間の管理入院を経て、35週0日にNST中に弟の心拍が下がり、当日そのまま緊急帝王切開になりました。だからこそ今思うのは、発育不全のつらさって“数字”だけじゃなくて、判断の軸が自分の中にない状態が一番しんどい、ということです。

この記事では、はづきママが経験した流れをベースに、胎児発育不全と言われた後に「どこを見て」「何を聞いて」「どう気持ちを保つか」の判断軸を、できるだけ分かりやすくまとめます。細かいテーマ(羊水/血小板/入院ルーティン/当日の話)は別記事に分けているので、そちらをご覧ください。

※医療判断は病院や当日の状態で変わります。ここでは「私がどう理解して、どう確認して、どう持ちこたえたか」を中心に書きます。あなたの病院の指示が最優先です。

伝えたい結論(判断軸は3つ)

胎児発育不全と言われてから、私のメンタルがブレにくくなった判断軸はこの3つでした。

  1. 「その日の値」より「推移」:今日の数字が悪い・良いで揺れるより、数回の流れで見る
  2. 「赤ちゃんの元気さ(NST等)」とセット:体重だけで決めない。元気さ・所見・方針を一緒に確認する
  3. 「方針が変わる条件」を言葉にしてもらう:何が起きたら次に進むのか(検査増える/出産が早まる)を固定する

不安が強い時ほど、私は「大丈夫ですか?」って聞きたくなったんですが、それだと答えがふわっとして余計に揺れました。だから、条件・目的・次の一手を聞くように変えました。

はづきママの実体験:発育差が“問題”になっていった流れ

私の場合は、最初からいきなり「胎児発育不全」と言われたわけではなくて、段階がありました。

  • 妊娠初期〜:エコーのたびに少し差が気になり始める(でも誤差と言われることもある)
  • 入院中盤(例:29週頃):先生の言葉が「胎児発育不良」になる
  • 入院後半(例:31週頃):さらに「胎児発育不全」という言葉が出てくる
  • 33週頃:推定体重が右2125g/左1360gと聞いて、私はかなり苦しくなる
  • 34週頃:推定体重が右2317g/左1370g。弟が横ばいに見えて、説明が増える

ここで大事だったのは、「言葉の強さ」より「先生の方針」を落とさないことでした。私は言葉に引っ張られやすいタイプなので、“先生の言いたいことって何?”を毎回メモして自分を落ち着かせました。

そもそも「胎児発育不全」って、何を見て言われるの?

先生の説明で、私が理解したのはこんな感じです。

  • エコーでは、頭・お腹・太ももなど、複数の部位を測って推定体重を出す
  • その推定体重を「週数に対してどうか」という見方で評価する
  • 双子は差が出やすいので、体重だけでなく赤ちゃんの元気さ他の所見も合わせて見ている

私はこの説明を聞いて、「体重だけで即決されるわけじゃない」と分かったことで、少し納得感がありました。

判断軸①:今日の数字で揺れないために「推移」を見る

入院中って、検査が増えるほど数字が増えます。数字が増えるほど、気持ちは揺れやすい。

私は最初、エコーのたびに一喜一憂していました。でも途中から「今日の数値」だけで気持ちを決めるのがしんどくて、推移を見るように切り替えました。

  • 前回→今回で、増えている? 横ばい?
  • 増え方は、だいたいどう?(急に止まった?ゆっくり?)
  • 先生の方針(週数を稼ぐ/検査を増やす/出産も視野)が変わった?変わってない?

「推移」で見ると、感情が“その日”に持っていかれにくくなります。私はこれだけで、夜の検索地獄が少し減りました。

判断軸②:体重だけで見ない。NST(元気さ)とセットで理解する

私の入院生活の中心はNSTでした。だから、発育差がつらい時も、私は最終的にここに戻ってきました。

「体重が小さい=すぐ危険」と決めつけると、ずっと苦しいままです。でも私の場合、先生の説明はいつも、“元気さ(NSTなど)も見ながら”という前提がありました。

そして実際、35週0日にNST中に弟の心拍が2〜3回下がって、当日そのまま緊急帝王切開になりました。つまり私にとっては、最後に現実を動かしたのは「体重」だけではなく、NSTで空気が変わった瞬間でした。

当日の緊急帝王切開の話は別記事にまとめています。
【双子妊娠】35週で緊急帝王切開になった理由|NSTの心拍低下で何が起きた?当日の流れ(実体験)

判断軸③:いちばん大事。「方針が変わる条件」を言葉にしてもらう

私はこれが分かっていない時期が一番しんどかったです。

「で、どうなったら出産になるの?」が分からないと、毎日が“待ち”になって、心が削れます。だから私は、先生にこう聞くようにしました。

  • 今は“週数を稼ぐしかないですか?
  • 方針が変わるのは、何が起きた時ですか?(NST/血流/羊水/母体の状態など)
  • 方針が変わったら、次は何をする可能性が高いですか?(検査増える/出産が早まる 等)

この3点が揃うと、「私は何を見ていればいいか」が見えて、やっと落ち着けました。不安の正体って、だいたい“分からなさ”です。

そのまま使える:胎児発育不全と言われた時の質問テンプレ

私が診察前にスマホのメモに置いていた質問です。全部聞かなくてOK。不安が強い順に上から使ってください。

  • 「胎児発育不全」は、どの指標(頭・お腹・太もも等)からの判断ですか?
  • 今回は“単発”ですか?それとも“推移”として心配ですか?
  • 現時点の先生の方針は「週数を稼ぐ」で合っていますか?
  • 方針が変わる条件は何ですか?(NST、血流、羊水など)
  • 次のエコー(NST)は何を見る目的ですか?(推移、元気さ、判断材料)
  • 私が入院中/自宅で見ておくサインは何ですか?(胎動の違和感、張り、破水っぽい感覚など)

私は「大丈夫ですか?」を封印して、代わりに「条件」「目的」「次の一手」を聞くようにしました。ここが固定されると、同じ状況でも気持ちが折れにくくなります。

発育不全は、他の不安(羊水・血小板)とセットで来る

入院後半は、発育差だけじゃなくて、羊水や血小板なども同時に話題になりやすいです。私もまさにそうでした。

ここで私がやったのは、他の問題を分けて考えること。全部まとめて考えない。。テーマごとに“聞くこと”を固定化する。

不安が重なる時ほど、「情報を増やす」より「整理して分ける」方が効きました。

入院生活の現実:メンタルが削れるのは普通

発育不全って、言葉が強いぶん、心に残ります。私は、説明を聞いたあと病室で静かに泣いた日もありました。

でも、泣いて終わらせないために、私は最後に必ず“今日の事実”を2行だけ残しました。

  • 先生の結論(方針)
  • 次に確認すること(条件)

そして、その2行をパパに共有して、1人で抱えない。これだけで、夜の不安が少し減りました。

入院生活のルーティンと、つらさの逃がし方は別記事にまとめています。
【DD双子】管理入院はいつから?|25週で入院になった理由と1日の流れ(実体験)

結果として:35週で出産、NICU/GCUを経て退院へ

私の場合は、35週0日にNST中に弟の心拍が下がって、その日のうちに緊急帝王切開になりました。麻酔は脊髄麻酔で、輸血はありませんでした。

出生体重は、兄が2040g弟が1230g。そこからNICU/GCUで過ごして、7/27に兄弟そろって退院しています。

退院までの1か月(6/24〜7/27)は時系列で別記事にまとめています。
【NICU・GCU】退院まで毎日が激動だった1か月|双子の実体験ログ(6/24〜7/27)

まとめ:不安が強いほど「判断軸」を外に置く

胎児発育不全と言われた時、私は“強くなる”より、“仕組みで守る”方が合っていました。

  • 推移で見る(単発に振り回されない)
  • NSTなど元気さとセットで理解する(体重だけで決めない)
  • 方針が変わる条件を言葉にしてもらう(不安を条件に変える)

もし今、あなたが「胎児発育不全」と言われたばかりでしんどいなら、まずは“質問テンプレ”の上から1つだけでいいので使ってみてください。私も、最初はそれしかできませんでした。

(補足)治療や判断は病院や赤ちゃんの状態で変わります。この記事は私の実体験の整理なので、気になる点は必ず主治医・看護師さんに確認してくださいね。

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