経口哺乳(哺乳瓶)を始める目安と、親が確認したこと|初めて飲ませた日(実体験)

NICU・GCU

こんにちは。双子育児に奮闘中の「はづきママ」です。

NICU・GCUに通っていると、少しずつ「退院に向けたステップ」が増えていきます。

その中でも、私にとって忘れられないのが経口哺乳(哺乳瓶)でした。

口から飲めるようになるのは嬉しい。だけど同じくらい怖い。
「ちゃんと飲めるかな」「疲れすぎないかな」「呼吸は大丈夫かな」…“初めて”って、うれしさと不安が同時に来るんですよね。

哺乳瓶を始めるタイミングの雰囲気(私の病院で実際に始まった感じ)と、ママとして初めて飲ませた日の気持ち/気をつけたこと/その場で確認したことをまとめます。

私の中では「初めて」が2回ありました。
兄には6/28、弟には7/6。どちらも“忘れられない初めて”です。

この記事でわかること

哺乳瓶を始める目安|私の病院で「始まった」ときの共通点

「いつから始めるか」は赤ちゃんによって全然違います。だからここでは“正解の目安”ではなく、私の病院で、実際に哺乳瓶が始まったときの共通点だけ書きます。

  • 体調が落ち着いているタイミングで「少しだけ試す」感じだった(いきなり完飲がゴールじゃない)
  • 哺乳瓶だけで完結させず、状況に合わせて経鼻(チューブ)と併用しながら進んでいた
  • 飲む“意欲”はあっても、体力が追いつかないことが普通にあった(数口で外す/眠くなる、など)

私が最初に安心できたのは、「飲ませる=頑張らせる」じゃなくて、“安全に練習を重ねていく”という前提が、病棟全体で共有されていたことでした。

【兄】6/28:初めて、抱っこしながら哺乳瓶で母乳をあげた日

6/28。兄には無呼吸発作があって、鼻チューブ中心のミルクがメインの時期でした。だからこそ、「哺乳瓶であげてみましょう」となったとき、嬉しいより先に怖さが来ました。

でもこの日、私は初めて抱っこしながら、哺乳瓶で少し母乳をあげることができました。

ほんの少しでも、「私が飲ませた」「兄が受け取ってくれた」という事実が、胸の奥にズンと残りました。
“できた/できない”の話じゃなくて、ここから始まる感じがしたんです。

そして夕方には、初めて直接母乳を飲ませることもできました。無呼吸が気がかりで、正直ずっと緊張していたけれど、兄がしっかり吸ってくれた瞬間、私は言葉にならないくらい感動しました。

夜は体調が落ち着いていたので、おむつ替えをして、抱っこしながら母乳を鼻チューブから注入。注入後も落ち着いていて、しばらく抱っこできた時間がすごく幸せでした。
「哺乳瓶が始まった」って、こういう“ひとつひとつの積み重ね”なんだなと思った日です。

【弟】7/6:私が哺乳瓶をあげた日。「昨日デビューしたばっか」って聞いた

7/6。この日、午前中は2人とも「哺乳瓶で半分くらい飲んだ」と聞いていました。数字だけ聞くと順調に見えるけど、私はここで変に期待しすぎないようにしました。
早産の時期って、少し良いニュースがあると一気に心が軽くなる反面、次の瞬間に揺り戻しが来ることもあるからです。

午後の面会の中で、弟について「昨日デビューしたばっか」と聞きました。私はその言葉だけで、胸がふわっとしました。
だって、昨日デビューってことは、つい最近まで“口から飲む”がまだ始まっていなかったってこと。そこから一歩進んだんだと思うと、すごく嬉しかったんです。

13時のミルクタイム。先に起きていた弟から、私が哺乳瓶をあげました。

弟は、お腹が空いているからか飲む意欲はある。でも、数口でふっと外したりしているうちに、だんだん眠くなるのか口が開かなくなってくる。その流れを目の前で見て、「ああ、これが“練習なんだ”」って、体で理解しました。

私はそのとき、弟に心の中でこう声をかけていました。
「飲む練習、始めたばっかりだもんね。ゆっくり慣れていこう」って。

哺乳瓶だけで頑張らせるんじゃなくて、経鼻(チューブ)と併用しながら進める、という流れが私にはすごくありがたかったです。
“飲めない=ダメ”じゃない。“今日はここまで”があるだけで、私の気持ちが落ち着きました。

初めて飲ませた日に、私が気を付けたこと

私が気を付けた項目をまとめました。

  • “今日は練習の日”と割り切る(完飲をゴールにしない)
  • 数口で外す・口が開かない=疲れのサインとして受け取る
  • 哺乳瓶だけにこだわらず、経鼻(チューブ)と併用して進める(その日の安全を優先)
  • 呼吸や落ち着きを最優先にする(兄の無呼吸が気がかりだったからこそ、ここはブレない)
  • 不安は“質問の形”にする(「今日はどこまでやる日ですか?」「疲れた時はどうする方針ですか?」みたいに)

初めての日って、どうしても「飲めた/飲めない」に気持ちが引っ張られます。でも私が残したい実体験はそこじゃなくて、“小さく始めて、安全に終える”という感覚でした。

哺乳が進むと、退院が見えてきた時の説明(体重・呼吸・哺乳の目安)もセットで出てくることが多いです。先に「退院が近いサイン」を見ておくと、聞くポイントが整理できます。
【NICU・GCU】退院が近いサイン7つ|体重・哺乳・呼吸…親の準備チェックリスト(実体験)

まとめ:哺乳瓶の初めては、うれしい。だからこそ焦らない

兄に初めて哺乳瓶で母乳をあげた6/28。弟に哺乳瓶をあげた7/6。
どちらも、私にとっては「退院に近づいた」より先に、“親になった実感が増えた日”でした。

うれしい日ほど、気持ちが先に走ります。だから私は、初めての日は特に、練習は練習として小さく積み上げることを意識しました。
今振り返っても、あの日の私の選び方は間違っていなかったと思っています。

※医療判断や進め方は病院・赤ちゃんの状態で変わります。この記事は私の実体験の整理なので、気になる点は必ず主治医・看護師さんに確認してくださいね。

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