こんにちは。双子育児に奮闘中の「はづきママ」です。
別の記事で、フォローアップミルクの卒業について書きました。1歳〜1歳9ヶ月で使った我が家の経過です。

今回はその対になる話、母乳の卒乳についてです。フォロミは「気がついたら終わっていた」静かな終わり方でしたが、母乳の卒乳はまた違う印象でした。
うちは、双子のうち弟が退院後2〜3ヶ月で乳首を拒否、お兄ちゃんは生後10ヶ月手前で母乳を拒否、というふうに、それぞれ別の経過で母乳が終わっていきました。
※大事な前提:母乳・ミルク・混合のどれも、子どもへの愛情の表れです。比べる話ではないことを、最初にお伝えしておきます。
双子の卒乳、それぞれ違う経過だった
同じ日に生まれた双子でも、母乳との関係は最初から少しずつ違っていました。
お兄ちゃんは、退院直後から私の母乳を直接よく飲んでくれる子でした。一方で、弟は搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませる時間が長くて、直接母乳を飲む経験そのものが少なめでした。これは双子のNICU入院期の経過と、その後の担当制から自然と分かれたかたちです。
結果として、卒乳のタイミングも別々になりました。
- 弟:退院後2〜3ヶ月で乳首を拒否 → 搾乳哺乳瓶へ
- 兄:生後10ヶ月手前で母乳拒否(自然卒乳)
そして、最終的に2026年3月中旬、ちょうどフォロミの卒業と同じ時期に、母乳としての関わりが完全に終わりました。フォロミとは違う「節目のある終わり方」だった印象が強いです。
弟の場合:退院後2〜3ヶ月で乳首拒否
弟は、退院後しばらくは搾乳した母乳を哺乳瓶で飲んでいました。NICU期から続いていた習慣でもあります。
退院後2〜3ヶ月頃から、徐々に直接母乳を飲むのを拒否するようになりました。表現を慎重に選ぶと、「もう要らない」というより「直接吸うのが嫌」のサインに見えました。哺乳瓶のほうが弟にとって飲みやすかったのかもしれません。
ここで私たちは、無理に直接授乳を続けるのをやめて、搾乳して哺乳瓶で飲ませる形に完全に切り替えました。
このとき、哺乳瓶も変えました。新生児期から使っていたスリムタイプから、通常タイプ(ピジョン母乳実感240ml)に変更しました。月齢に合わせて流量・容量が変わるラインナップで、弟の飲み方に合うものを選んだ結果です。「ピジョン母乳実感がベスト」と主張する話ではなく、うちのケースとして、月齢で哺乳瓶を変えた事実だけを書いておきます。
ここからの数ヶ月は、いわゆる搾乳と哺乳瓶の生活でした。NICU期から続いていた搾乳の延長線にあって、自然と続いていきました。搾乳の道具・物流・リズムについては、別記事のNICU・搾乳3部作にまとめています。

兄の場合:10ヶ月手前で母乳拒否
お兄ちゃんはずっと直接母乳を飲んでくれていた子でした。
10ヶ月手前のある時期、はっきりした「もう要らない」のサインが出ました。具体的な日付までは細かく覚えていませんが、口に近づけても飲もうとせず、そっぽを向く。それが一度や二度ではなく、続いた。「あ、ここで終わるんだな」と分かりやすい節目でした。
ある日突然というよりは、何回か続いたサインを見て、ようやく「これは本当に終わりなんだな」と受け入れた感覚に近いです。子どもの気持ちはこちらが想像するより早く動いていて、親のほうが少し遅れて理解する、そんな順番でした。
迷う余地がほとんどなかったので、私もすんなり受け入れることができました。フォロミの卒業が「気がついたら終わっていた」静かな終わり方だったのに対して、お兄ちゃんの母乳拒否は「ここまでだよ」と子ども側が決めてくれたような、明確な終わり方でした。

素直に言えば、寂しい気持ちもありました。「もう少し飲んでほしかった」と一瞬思った日もあります。でも、子どもが「もう終わり」と教えてくれているなら、それを尊重するのがうちの自然な選択でした。
「振り返るとミルクオンリーがよかった」の心情
ここからは、「私の場合は」の話として書きます。
私の場合は、振り返ると、もう少し早くミルクオンリーに切り替える選択肢もあったのかもしれない、と思うことがあります。
弟が乳首を拒否した時点で、搾乳と哺乳瓶の生活が長く続きました。搾乳を続ける負担と、「母乳でなければ」という自分の中の思い込みの間で、私の場合はかなり消耗していた時期がありました。
もし時間が戻せるなら、私の場合は、もっと早く「ミルクで十分」と思い切れていたかもしれない、と感じます。
ただ、これは私の個人的な振り返りで、答えがあるわけではありません。「もっと続ければよかった」と振り返る方もいれば、「あの時もっと早くやめれば」と振り返る方もいる。どちらも正解だし、どちらも間違いではないと、今は思っています。母乳を続けることの価値も、ミルクに切り替えることの価値も、どちらも本物です。
完全卒乳のタイミング(2026年3月中旬)
弟は乳首拒否のあと、搾乳と哺乳瓶での母乳継続が続いていました。お兄ちゃんは10ヶ月手前で母乳との関係が終わっていたので、後半は弟の搾乳分のみが残っていたかたちです。
その搾乳ペースも、月齢が進むにつれてゆっくり減っていき、最終的に2026年3月中旬、ちょうどフォロミの卒業と同じタイミングで、完全に終わりました。
フォロミの卒業と、母乳としての関わりの終わりが、ほぼ同時に重なった瞬間。「ああ、本当に終わったんだな」と感じた、振り返るとひとつの大きな区切りだったように思います。
大きな儀式があったわけではなく、特別な日として記録したわけでもありません。ただ、しばらく経ってから「あの頃で本当に終わってたんだ」と気づく、そんな静かな区切りでした。寂しさよりも、「2人とも自分のペースでここまで来てくれた」という安堵のほうが大きかった気がします。
2人とも、母乳から離乳食、幼児食、そして大人の食事へと、それぞれのペースで進んでいきました。
母乳がんばってる人へ・ミルクで育てている人へ
ここからは、読んでくださっている方それぞれに向けた言葉として書きます。
母乳でがんばってる方へ。母乳を続けるのは、本当に大変な日々だと思います。睡眠時間が削られる夜、量が出るか不安な日、子どもがしっかり飲んでくれたときのほっとした気持ち。続けているあなたの選択は、それだけで十分素敵です。「続ける」を選んでいることそのものに、子どもへの愛情があふれていると感じます。
ミルクで育てている方へ。ミルクを選んだ場合も、選ばざるを得なかった場合も、ミルクは子どもへの愛情の表れです。量も時間もきちんと管理して、子どもの様子を見て、調乳して、飲ませて。これは「母乳の代わり」ではなく、それ自体がひとつの育て方です。
混合で育てている方へ。混合は、母乳とミルクの両方を回す二重の段取りが必要で、シンプルに大変だと感じることが多い育て方です。私自身も、ある時期から完全に混合のような状態(兄は直母、弟は搾乳した母乳を哺乳瓶で)で過ごしていました。混合だからこそ、子どもの飲み方の好みやリズムに細かく合わせられる、という側面もあります。「混合に罪悪感はまったくなかった」というのが、今の率直な気持ちです。
これから卒乳を考える人へ
これから卒乳を考えている方へ伝えたいことを。
卒乳には、自然なかたちもあれば、親の判断で進めるかたちもあります。どちらも間違いではありません。
子どもが「もう要らない」と教えてくれることもあれば、親が「そろそろ」と判断して進めることもある。うちは両方を経験しました。どちらにも、それぞれの良さと、それぞれの大変さがありました。
焦らず、子どもの様子を見て、自分の体と気持ちにも目を向けて、ゆっくり進めていけばいいと思っています。何か気になることがあれば、助産師さんや小児科の先生に遠慮なく相談してください。一人で抱え込まなくて大丈夫です。
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